さて、前回、
「うさとの「品番」「型番」」について、
お伝えしました。
今回は、残りの、
「サイズ」と「生地色」についてです。
前回と同じ、
うさとの商品タグの画像を、見てください。
ここに記載されているのは、
上から順に、
・3089FZ (品番)
・8 − B (サイズと生地色)
・tax ¥ 1,520 (税額)
・¥19,000 (価格)
です。
で、今回は、
2段目の、
・8 − B
部分。
それぞれ、
8:サイズ
B :生地色
を、表しています。
まず、
「サイズ」から。
もし、
うさと展に、一度でも、行かれたことがあれば、
おそらく、
この「サイズ」のことは、
お聞きになられていると思います。
うさとの服の場合には、
数字で、サイズを表記していて、
小さい方から順番に、
2
4
6
8
と、なっています。
「偶数で、2から8まで」
です。
そして、これを、
いわゆる、一般的なサイズ表記に当てはめると、
2: S
4: M
6: L
8: LL
と、
思っていただいていいと思います。
どうぞ、ご参考になさってください。
そして、
サイズ表記については、
もう一つ。
アルファベットの ” F ” 、
というものも、
上記とは別に、あります。
「 FREESIZE 」の ” F ” 、ですね。
ただ、これは、
8( LL )よりも大きいサイズ、
というような意味のものではなく、
デザインによって、
フリーサイズのものだけの場合があり、
その場合に、
F
と、表記されています。
その点、お気をつけください。
以上、
サイズの表記でしたが、
サイズに関しては、
少し、補足を。
この、2〜8のサイズですが、
これ、
デザインによって、
大きさが、結構、まちまちです。
同じデザインの中なら、
確実に、「2より4の方が大きい」とは、言えるのですが、
でも、
違うデザイン同士の服を比較すると、
その大きさは、
単純に数字通りには、なっていなかったりします。
なので、
「私は、4だから … 」
「でも、4が無いから … 」
と、
ご自分がこれまでにお持ちのうさと服が、
全て(例えば)4がぴったりだから、と言って、
2や6を、試着されずに除外されるのは、
諦められるのは、
とてももったいないです。
服によっては、
デザインによっては、
2や6が、
場合によっては、8でも、
ピッタリだったりします。
ですので、
うさとの服の場合には、
サイズ表記は、
「あくまでも、目安」と思われて、
『必ず』、ご試着ください。
うさと展コーディネーターは、
みなさん、
このことを、しっかりとご認識なさっておいでですから、
試着を嫌がられる方は、
いらっしゃいません。
むしろ、みなさん、必ず、
「試着をしてください」と、
勧めていらっしゃいます。
ですので、うさと展では、
ご遠慮されず、ご心配なさらず、
『必ず』、ご試着ください。
いっぱい、ご試着なさってください。
なお、
「試着」の話になりましたので、
少し、続けさせていただくと、
「サイズ」のことだけでなく、
「身につけてみたときのデザイン」や「雰囲気」、
「色合い」など、
そして、何より「着心地」は、
着てみないと、分かりませんし、
着てみると、
手にとっていたときとは、全く違った印象に、
手にとっていただけのときとからは、想像もつかなかった印象に、
なったりすることが、
多々、あります。
それこそ、
「手作り」の布を使っているからであったり、
うさぶろうさんの、魔法のような「デザイン」ゆえだったり、
とにかく、
一着一着、実際に着てみないと、分からないことが、
多くあります。
すでに、充分に着ていて、よ〜く知っている、
そんなデザインのものでも、
生地が違うために、
サイズが、着心地が、違う、ということ、
よ〜くあります。
見ただけだと、
「似合うわけない」
とか、
「着られなそう」「きつそう」「ダブダブそう」
とか、
そんな風に思ったものが、
実際に着てみると、
最高に心地よかったり、
最高に似合っていたり、
そんなこと、多々あります。
なので、
『必ず』、そして『いっぱい』、試着なさってください。
それから、
もう一点。
「サイズ」の話に戻りますが、
例えば、
あるデザインの服の、あるサイズが、ベストフィットして、
それが間違いないとしても、
でも、その場合でも、
「じゃぁ、そのデザインについては、
別のサイズは、無しか?」
というと、
そんなこと、なかったりします。
例えば、
僕の場合は、
ムササビは、
4が、ジャストサイズなのですが、
でも、
2も、6も、持っていて、
そして、
4ほどではないにしても、
それらも、よく履きます。
というのは、
僕の場合は、
2サイズのものは、
腰の低いところで履くと、
その場合には、2がジャストになるので、
暑い季節に、
さらっと履く場合に、
2を、腰の低いところで履きます。
と同時に、
それとは逆に、
冬の寒い季節の場合には、
今度は、
ムササビ同士を、2枚、重ね履きします
(これ、とってもとっても、お勧めです!)。
で、その場合には、
2と4を、あるいは、2と6を、
重ね履きしますので、
なので、
結果、暑い季節も、冬場も、
2を、結構よく履きます。
あるいは、
6については、
なので、
冬場に、重ね履きの上にするのに、
ちょうど良かったり、
あるいは、
2の場合とは逆に、
腰の高い位置で履きたい場合
(お腹を覆って温かくしたい、など)、
単体の場合でも、あえて6を履いたりします。
なお、
僕の場合には、
それでも、6だと、ちょっと、長すぎるので
(もちろん、足の短さゆえ、ですが ^^; …. )、
腰のゴムの部分で折り返したり、
あるいは、裾の部分を折り返したりして、
履いたりもしています。
以上、
同じデザインのものでも、
サイズが違うと、
違う着心地を楽しめたり、
違う用途に着られたり、
しますので、
そんな意味からも、
ぜひ、とにかく、いろいろと、ご試着なさってください。
という、話でした ^^ 。
さて、
以上、「サイズ」についてでしたが、
では、今度は、
次に、「生地色」ですね。
「生地色」は、
先の場合の
8 − B
だと、
” B ” で、表記されているもので、
これは、
アルファベットで、
A
B
C
と、記載されます。
で、
その表しているところ、ですが、
「そのときに生産(裁断・縫製)された、
同じデザインのもののうち、
色味が薄いものから、順番に、
A ・ B ・ C … と、付けられる」
とのことです。
ちょっと、曖昧で、
分かりにくいのですが、
何か絶対的な基準があるものではなく、
「そのとき」一緒に作られたもののうち、
布の色味が「相対的に」薄いものから順番に、
A ・ B ・ C … と、付けられている、
ということで、
その製品の、
「相対的な色の薄さ・濃さ」が、示されています。
ですので、
この表記を見たときに、
私たちに分かるのは、
「あぁ、これが、一番薄い色味なんだな」
とか、
「同じデザインで、これよりも薄い色のものがあるんだなぁ」
とか、
そういうことで、
でも、
では、「これよりも濃い・薄いものが生産されている」
ということが分かっても、
でも、それが「何色か?」とか、
「どんな色合いのものか? 単色か? 色味の多いものか?」とか、
そういうことは、分かりませんし、
また、
「同じデザインで、これよりも薄い色のものがあるんだなぁ」
ということが、
例え、分かったとしても、
では、
それに出会えて、それを購入できるか、というと、
ご存知の通り、
一期一会の、うさと服の世界なので、
そのようなことは、可能かどうか、分かりません。
また、違う「生産回」のときには、
その、同じデザインのものが、
どのような色の布で作られたのか、
それも、その表記からは、分かりませんね
(だから、たとえ ” A ” のものでも、
違う生産回のときに、もっと薄い色の布が使われていて、
もっと薄い色のものが、どこかに、存在する、かもしれません)。
というようなことで、
お客さまとしても、
あるいは、
私ども、コーディネーターとしても、
この「生地色」に関しては、
あくまで、「参考情報」的な感じで、
捉えていただくもの、と、認識しています。
なお、とても曖昧な記憶ですが、
確か、
D
あたりまで、あるケースがあるのだったと、思います
(曖昧ですみません)。
以上、
うさとの服の「サイズ」と「生地色」についてでした。