うさと服との出会い2

はじめて、うさと服を目にして、
はじめて、うさと服を着ている様子を目にして
(前記事 「 うさと服との出会い1 」)、

以来、
うさと服への興味が、湧き、
そして、それが、
着実に、高まっていっていました。

特に、ネットで情報を集めるに従い、
「(リネンなどではない)麻:ヘンプ の服」に、
興味が湧いていました。

 
そんな折、
ちょうど良い場所・タイミングで、
うさと展が開かれることを知りました。

夏休みの家族旅行として、
以前から、計画していた、八ヶ岳で、
その旅行期間中に、
うさと展が開かれるとのことでした。

「ストゥーディオ オムファロス」石川さん主催の、
八ヶ岳自然文化園での、うさと展です。

 
当日は、曇り空で、霧雨が降る天候の中、
でも、興味津々・興奮気味の心中は、快晴で、
意気揚々と、会場に入りました。

初めて目にする、多数のうさと服が展示された様子。
サイズも、男服・女服も分からず、
来場者も多くて、少し、圧倒される感じ …

でも、それが、逆に、
しっかりと、自分の世界に入り込めるきっかけになり、

妻と交代で、子どもたちの面倒を見ながら、
結果、思い思いに、たっぷりと、
うさと服との初接触を、満喫することができました。

 
そのときは、まだ、
うさとの服の、良さ・素晴らしさ・特徴などが、
分かっていませんでしたので、

まだまだ、混乱状態・認識不足の状態にあって、
気になった服は、2枚だけでした。

茶色の、ムササビパンツと、
ベージュの、半袖シャツ。

偶然にも、どちらも、ヘンプ100%でした。

 
まず、とにかく、
茶色の、ムササビパンツが、気に入りました。

色の違う、濃淡それぞれの糸が織り込まれた、
柄の美しい、ムササビ。

うさと らしい、そのデザイン。
泰平さんも、履いていましたね。

何度か、試着して、脱いで、を繰り返し、
サイズも、ピッタリであることが、分かりました。

エゴが欲しがっていることが、分かります。

 
一方、ベージュの、半袖シャツは、
地味目な、抑え目な、色合いに、柄。
デザインも、抑え目です。

手にとっても見ても、
その会場で、唯一、素敵に感じた上着でしたが、
エゴは、それほどまでには、惹き付けられてはいませんでした。

 
ところが。

はじめて、その服を、かぶり、袖を通す瞬間。

 スッ …

なにか、それ以外の服では、感じることの無い、
特別な感覚を、感じました。

ほんの一瞬、
すべてが静止したというか、
すべてが静止している状況に入り込んだというか、
あえて表現すると、そんな感覚を感じた気がしました。

普段は、別段、繊細だったり、敏感だったりするたちではないので、
そんな感覚を感じたことを、不思議に思い、意識しました。

とはいえ、エゴは、それほど惹かれてはいません。
欲してはいません。

そのときには、スルーする気でいました。

 
はじめての、うさと展で、
これから、うさとの服を、どれだけ着ていくことになるのか、
まったく、見当もつきませんでしたし、

買ったところで、どのように着こなすか、
どのように、コーディネートするか、
アイデアも、ありませんでしたので、

購入するかどうか、
じっくり、検討しました。

 
結果、
ムササビパンツは、買うことに決めました。

これ一枚だけで、上には何を着たとしても、
うさとを、ヘンプを、満喫できると、判断しました。

でも、
半袖シャツは、買わないことにしました。

色合い、柄、デザイン、
どれをとっても、特別な感じがしませんでした。
エゴが、さほど欲していませんでした。

 
そうであるなら、お別れに、と、
最後に、もう一度、試着で袖を通してみると、

ふたたび、あの、
 スッ …
を、感じたのでした。

とっても、不思議な体験でした。

でも、
でも、だからといって、
それゆえに、その服を買うことには、しませんでした。

強情ですね、僕も ^^ 。
着こなす自信が無かったことも、理由としてあります。

着こなせなければ、あまり着なければ、
かえって服に申し訳ない、というような想いも、ありました。

 
ムササビパンツは、買うことにして、
お会計を済ませ、会場の建物を後にしました。

めでたく、
初めてのうさと服を、手に入れることができました。

その感慨を胸に、
ムササビパンツを胸に抱き、
車に向かいました。

外は、小雨が、舞っていました。
小走りに、車へ急ぎ、
トランクを開けて、ムササビを入れました。

そこで、突然、
半袖シャツのことが、猛烈に、気になりはじめました。

このまま立ち去ることが、
なにか、耐え忍びない気持ちになりました。

妻にお願いをして、待っていてもらい、
もう一度、会場に戻ることにしました。

 
シャツは、そこにありました。

もう一度、試着させてもらいました。

もう一度、やはり、「スッ …」とした感覚を、感じました。

そのときには、その感覚が、

 「私を、着てごらん」
 
と、許可してくれている、認めてくれている、
そんな感覚であるように、認識できました。

その服に、誘(いざな)われていると、思いました。

来ていただくことに、決めました …

 
それ以来、
その半袖シャツは、
最も着ることになる、最も重宝する、最も信頼できる、
相棒となってくれました。

仕事でも、プライベートでも、
暑い季節には、いつでも、僕を包んでくれています。

その後、北海道にも、九州にも、
セドナにも、シャスタにも、ハワイ島にも、
ともに、旅をしてくれました。

エゴの欲望でもなく、理性でもなく、
「感覚」で購入した、唯一特別の、服になりました。

 

うさと服との出会い1

私たちが、「うさとの服」のことを知ったのは、
今から4年ほど前、
2013年のことです。

当時、よく読んでいた、
滝沢泰平さんのブログ、「天下泰平」で、

泰平さんが、
「素晴らしい!」
と、
うさと服のことを 紹介された記事を 読んだことからです。

僕は、当時、
服の素材「麻」と言われても、
それが、ヘンプなのか、リネンなのか、ラミーなのか、
そんな区別も、ついていない状態 でしたので、

「リネンなら、よく着ているし、
シーツも、リネンを使ってるし … 」

と、
特に、麻(ヘンプ)の素晴らしさを訴えていた、
泰平さんの、うさと服に対する「特別感」も、
僕自身は、受け取れていませんでした。

 
ところが、妻の ゆうこさんは、
すぐに、そこに、反応・同調している ようでした。

すぐに、
うさと服に、興味津々となって いましたし、

通販で買える ヘンプの服を、
さっそく、数着、購入していました。

ちょうど、そんな時期に、
流れから、

当時、河口湖に住んでいた、泰平さんの家に伺って、
泰平さん一家に お会いすることに なりました。

2013年6月末のことです。

 
お伺いすると、
とてもオープンに、そして親切に、
ご家族みなさんで 向かい入れてくれて、
最初から、和やかに、話すことができました。

しかも、話が進むと、
その家が、僕の知人の持ち家で、
その、共通の知人である人から、
泰平さんたちが お借りしていることが 分かりました。

より、親近感を持つことができました。

そんな流れから、
農業の話や、自給的な暮らしの話など、
当時、田舎で、農的暮らしをしていた、私たち一家にも 共通して興味のある話を、
いくつか、したことを、覚えています。

とくに、当時は、
ちょうど、泰平さんが、
八ヶ岳に、土地を見つけ、購入されたタイミングで、

また、ちょうど、知り合いの方から、
その方が購入した、八ヶ岳のペンションに住んでいい、
と、言われた時だったので、

これから、八ヶ岳への移住を、具体化すること、
移住後は、どんな活動を、八ヶ岳でしていく意向なのか、
そんな話を、伺ったりしました。

 
「タイミング」といえば、
その日の、ちょうど、10日前、

京都で、はじめて、
泰平さんが、うさぶろうさんと、お会いした、
そんな時期でした。

また、
訪問した日の前日には、

甲府であった うさと展に行って、
うさと服を購入された とのことでした。

そんなことから、自然、
会話の中でも、うさと服について、
いろいろと、話題になりました。

その日は、ご夫婦で、
機械織りの上着に、
ヘンプのムササビパンツを 履いていらっしゃいました。

(ゆうこさんは、上下、ヘンプの服を着てます。
ぼくは、上下、ユニクロを着てます)

 「あぁ、なるほどぉ、
たしかに、素敵な服だなぁ … 」

僕は、初めて目にする、うさと服に、
特に、ゆったりとした、ムササビパンツを目にして、
そんな印象を持ちました。

その時には、まだ、
「織り」とか「染め」にまでは、
意識が行きませんでしたが、

ゆったりと、心地良さそうに、着こなしている、
その様子を見て、
うさと服への興味が、少し、湧いた感じになりました。

 
当時は、まだ、
お互いの子どもが、みな、小さかったので、
みんなで、近くの小学校へ行って、ブランコに乗って遊んだり、

その前には、私たち一家の お気に入りになるお店、
ほうとう屋の「春風」さんで、
みんなで、ほうとうを食べたり、

そんな、緩やかな、初夏の一日を過ごしました。

 
私たちは、
泰平さんを通じて、

うさとの服を 知り、
うさとの服を はじめて目にしました。

2013年6月のことでした。
 

2018年1月 主催うさと展のご案内

私たちが 主催する 初めての うさと展を ご案内いたします。
 

うさとの服展 @ 本八幡スペースあむりた(千葉県市川市)

 期 間: 2018年1月12日 〜 1月14日(3日間)
 時 間: 10:00 〜 18:00
 会場名: スペースあむりた
 住 所: 千葉県市川市東菅野1-14-18
 最寄駅: 本八幡駅(JR総武線・都営地下鉄新宿線)/ 京成八幡駅(京成本線) 徒歩10分
 
  ※ アクセス詳細は、このページの最後をご覧ください。
 

なお、今回(および次回)の うさと展は、
「共催うさと展」となり、
ベテランの うさと展コーディネーターさんとの、共催となります。

といっても、実情は、
先輩であるコーディネーターさんに、
助っ人として、お手伝いをしていただくのが目的で、
いろいろと、助けていただきながらの 開催です ^^; 。

今回、共催していただく コーディネーターさんは、
関東地区で 10年以上に渡って うさと展を主催されている、
経験豊富で、知識も豊富、着こなし方もよくご存知で、
ご本人も いつも とっても素敵な コーディネートをしていらっしゃる、
 「 ~自然と癒し~アースハーモニー 」 すなべともこ さん
です。

すなべさん には、展示の仕方から、着こなしのアドバイスの仕方、
実務的な処理についてや、服のたたみ方・仕舞い方まで、
全般に渡ってご指導いただく予定です。

会場では、もちろん、すなべさんに お会いいただけます。
そちらも、どうぞ、お楽しみに。

それでは、会場で お会いできることを 楽しみにしています。
たくさんの うさと服といっしょに、お待ちしています。


.

アクセス詳細 [ JR本八幡駅から ]

下図の、青い線がルートです( 下の 緑のA から、上の 赤い丸 の方向へ)。


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JR総武線・本八幡駅の 改札を出て、北口に 下りてください。
写真の、北口ターミナルに 出ます。
そこを、正面(北方向)に まっすぐに 進んでください。

 

駅から 150m ほどで、写真の、交差点に 出ます。
(「本八幡駅前」交差点。 国道14号線と交差 )
そこを、そのまま 直進してください。

 

さらに150mほどで、京成線の踏切があります。
(左に 「 京成八幡駅 」 が見えます)
踏切を渡り、そのまま 直進してください。

 

踏切から 500m ほど 進んだところで、
道の 右側に 「 菅野交番 」 が 見えてきます
( 踏切からは、少し距離があります)
( 踏切から、交差点を2つ通過します)。
交番のところを、ななめ右、矢印方向に 入ってください。

 

交番から 約100m、道の 左側の 建物です。
道路に接した 2階建ての クリーム色の建物で、赤い屋根、
1階正面は シャッターに なっています。

 

赤丸のドアから、中にお入りください。

 

京成本線・京成八幡駅からは 約600m (徒歩約8分)。
 地下鉄 都営新宿線・本八幡駅からも、徒歩約10分です。
 
 分からない場合、道に迷われた場合は、お気軽に ご連絡ください。


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はじめまして。『レムリアの記憶』 です。

はじめまして。

『レムリアの記憶』、
いたき ひでかず です。

妻の いたき ゆうこ と一緒に、

2018年1月から、
「うさとの服 展示販売会(通称「うさと展」)」を 主催していきます。

どうぞよろしくお願いします。

 

私たちは、うさとの服が 大好きです。
心地好く、ナチュラルで、しかも、美しい …
そんな うさと服が、大好きです。

そんな うさとの服が、
みなさまの お手元に届く、その お手伝いが したい。
みなさまが 手にされたときの 感激を、喜びを、共有したい。
その場に、立ち会いたい。

そんな 想いから、うさと展を 主催させていただくこととなりました。

 

このサイトでは、

私たち『レムリアの記憶』が主催する「うさと展」に関するお知らせ のほか、

「うさとの服」について や、
他の主催者(通称「うさと展コーディネーター」)さん が主催する「うさと展」の情報、
その他、「うさと」に関連すること、

などを、お伝えしていきます。

これから、どうぞよろしくお願いします。

 

さとううさぶろうさん と ソムヨットさん と 一緒に
(2017年3月 横浜にて)

 

 

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