その話を、はじめて聞いたのは、
GREENDOOR 野口さん からでした。
「うーさん(うさぶろうさん)は、
同じコートを、2枚、重ね着していて、
外側は、黒で、
内側は、シルバーのシルク。
すっごく素敵なコートで、
しかも、暖かいらしいよ」
はじめてお聞きしたときから、
興味津々でした。
うさと京都店に伺って、
そこで、コートのことが話題になったときにも、
その話が、出ました。
「うーさんのコートは、すごいです!」
お店のスタッフ、みたにさん にも、
たしか、そう、念押しされました。
ますます、
「見てみたい!」
との想いを、募らせていました。
今回、私たちのはじめての「うさと展」に、
うさぶろうさんが、いらしてくださったとき、
到着され、ドアを入っていらしたときには、
コートを着ていらっしゃいませんでした。
そもそも、そのときには、
「うさぶろうさんが、いらしてくださる」
ということ、
そのことだけが、頭にあり、
「コートを見たい」
と思っていたことは、
すっかり忘れてしまっていて、
意識が行っていなくて、
コートのこと、そのものが、
まったく、念頭にありませんでした
(ただ、でも、そのときに、
「コートを着ていない」ことは、認識していました)。
ところが、前述のような流れで
(過去記事「 ヘンプのリバーシブルコート 」)、
うさぶろうさんとの間で、
コートに関する、やり取りがあった後、
うさぶろうさんの ほうから、
こう、おっしゃいました。
「あなたに、コートを見せてあげましょう。
あれ、車(の中)だっけ?
取って来てもらえますか?」
それを聞いた、
うさぶろうさんに同行して来られた、うさとスタッフの方が、
外に出て行かれ、戻って来られるまでの間も、
それでも、僕は、
まだ、例の「うーさんコート」のことが、
頭には出て来ていませんでした。
先の、うさぶろうさんの言葉は、
しかと、耳に入って来ていましたが、
その意味するところ、内容に関しては、
さっぱり、頭に入っていませんでした。
そして、
その直後から、話題が変わって、
その場に居た、みなさんで、
別の、うさと服に関する話をして、
その話題で、盛り上がったため、
さらに、意識は、
別のことへ、行っていました。
しばらくして、
車に行かれた、スタッフの方が、戻られたとき、
そこで、はじめて、唐突に、
さきほど、うさぶろうさんが、「何をおっしゃっていた」のか、
意味が分かりました。
僕が、「見てみたい」と思っていた服が、
そこに、ありました。
それを、
「僕は」、忘れていたのに、
「うさぶろうさんが」、見せてくださいました。
それは、
噂に違わぬ、素晴らしいコートでした。
「着させていただいて、よろしいですか?」
何も考えず、
その言葉が、口から出ていました。
本来なら、遠慮すべき、差し控えるべき、
要望だったのかもしれませんが、
無意識のうちに、
口から、その言葉が、こぼれ出ていました。
「はい、どうぞ」
あっさりと、澱(よど)みなく、
うさぶろうさんは、おっしゃいました。
最初から、それも、想定されていたのかもしれません。
いずれにせよ、
こうして、
「見たい」と思っていた、念願のコートを、
羽織ることが、できることになりました。
(ご満悦に なっちゃってます ^^; )
僕が着てみたところで、
完全に「着られちゃって」ますね ^^; 。
風格、威厳、圧倒的な存在感のある、
すごい、コートでした。
でも、
うさぶろうさんが、お召しになると、
このように、
様になってます。
さすが! です。
僕もいずれ、
このコートが似合うようになりたいと、思いました。
ちなみに、
このコート、
裾が、フレアーになっていますが、
それを広げると、
360℃、広がるとのことです。
そのことを、うさぶろうさんから、お聞きして、
その端をつまんで、持ち上げてみましたが、
確かに、頭の上まで、持ち上がりました。
それって、なんと、
生地にして、14mも、使っているからなのだとか!
素晴らしく、ゴージャスな、服ですねぇ〜 ^^
さらに、ちなみに。
内側の、シルクのシルバーのコートは、
うさぶろうさんオリジナルのものらしいですが、
外側の、黒のコートは、
今期、数枚、日本に渡って来ているようです。
出会われた方は、
かなり、ラッキーですね。
うさと展では、
ぜひ、意識して、探してみられてください ^^ 。