前記事(「 白のトップス 」)に引き続き、
8月11日の、四谷でのうさと展で、
うさぶろうさんにお聞きした、
質問と、そのご返答です。
「それから、
この、うさとのロゴマークは、
素材としては、何が使われているのですか?」
僕は、
自分が着ている服のロゴマークをつまんで、
そう、お聞きしました。
ご存知のように、
うさとの服・商品には、
うさぎ模様で、” Usaato ” と記された、
うさとのロゴマークが、付けれれています。
そして、それは、
トップスであれば、右脇のところに、
ボトムスであれば、腰真後ろのところに、
付けられています。
これですね
この素材が、
見た感じも、触った感じも、
天然素材とは思えず、
ずっと、疑問に思っていましたが、
機会が無く、
誰にも尋ねずにいました。
うさとの服が、
その生地・素材に、とてもこだわっていることは、
ご存知のとおりです。
うさぶろうさんの著書『 あいをよる おもいをつむぐ 』の、
P.94〜95、「よけいなもの、異質なものは加えない」には、
「ケミカルを混ぜると自然の調和が損なわれるから」と、
科学的なものを使っていないことが書かれています。
また、くるみボタンの中身だけには、アルミが使われているけれど、
金属は、それだけで、あとは、植物素材・天然素材で作られている、
とも、書かれています。
そのようなこだわりの中、
僕には、あのロゴだけが、
どうも、何か、気になっていたのです。
ポリエステルです。
そう、教えてくださいました。
綿などだと、強度が足りなくて、どうしても、マークを縫い付けられないの。
だから、ポリエステルを使ってます。
理由も、教えてくださいました。
この、うさとのロゴマークの、
その形・デザインの意味、
そして、「うさと」” Usaato ” の意味について、
著書のP.99〜102に、書かれているのですが
(詳細は、省きます。 ぜひ、ご一読ください)、
そこには、
このロゴマークが、「お守り」の役割を担っている、
ということも、書かれています。
小さいけれど、重要な役割を果たしているそうです。
それを、素材的に実現するためには、
現状、ポリエステルを使わざるをえない、
とのことでした。
あと、縫製の糸も、ポリですよ。
工業ミシンには、綿の糸は、切れちゃうんですよ。
縫製の糸も、
同様の理由で、実は、ポリエステルだということも、
教えていただきました。
なお、
うさとのロゴマークには、「お守り」の役割がある、
という点ですが、
それゆえに、
ボトムスには、仙骨の位置に、付けられているのだそうです。
これは、著書には明記されていないのですが、
コーディネーターのどなたかから、以前、お聞きしました。
そして、
トップスについては、
右脇の位置に付けられている点についてですが、
そのとき、
うさぶろうさんが、
このように、教えてくださいました。
昔はね、頚椎の下のところに、
そこを守るように、付けてたの。
でもね、あるとき、
うさとの服を着ている5人が並んでいるのを、後ろから見たとき、
「あぁ、これじゃぁ、宗教だわ」と思って、
それで、やめたの。
今は、右の脇に付いてるでしょう?
腰のところの、ボトムスのロゴから、
右脇に向かって、反時計回りに上昇していく流れになるのね。
それが、いいエネルギーの流れになるの。
後半の、
「反時計回りに・・・」ということについては、
著書p.101にも書かれていることで、
知っていましたし、
前半の、
以前は、頚椎の下のところに付けられていたことも、
以前、Februarian FESTA の際に目にした、
「綾織りのシルクの、エボニーの黒の、上着」
(過去記事「 シルクのお手入れ 」)
で目にして、知っていましたが、
この服です!
それが変更された理由については、
今回、初めて知りました。
Februarian FESTA「あじわい市&衣装販売会」 のときに試着させてもらった、
最も初期の衣装の写真を見ると、
その当時の位置が、はっきりご覧いただけると思います。
以上、
うさとのロゴマークについて、でした。