会場準備、できました!(2018年7月)

明日からの、4日間。
私たちにとって、3回目のうさと展。
そして、初めての、私たちだけでの、うさと展。

本日、無事、
会場準備が整いました ^^ 。
 

 
 
ここ数日、かなり風が強めで、
会場外の貼り付けている告知ポスターなどが、
何度も、飛ばされてしまっていて ^^; 、

このままだと、会場入り口に、
立て看板ならびに幟(のぼり)を、
立てられないかもしれませんが、

できるだけ、お分かり頂けやすいように、
気を配るつもりでいますし、

それでも、道がわからなかったりしたら、
ご遠慮なく、お尋ねください。
 
 
さて、
今回、来てくれた、うさと服。

まず、とにかく、
「白」が目立ちます!

たっくさん、来てくれています!!
 
 
また、素材としては、
ヘンプコットンが、多いです。

薄手のものも、多いです。
 
 
そして、
とにかく、とにかく、

「エンジェル」がいっぱい!

Aラインがいっぱい!

ワンピースがいっぱい!

チュニックがいっぱい!

ノースリーブがいっぱい!

これからの季節の服をお探しの女性には、
かなり、楽しんでいただけるものと思います。
 
 
それから、
男性ものですが、

心配された半袖も、
4・6・8サイズ、
各2〜3枚ほどは、来ていますよ!!
 (ホッ )

半ズボンこそ、ありませんでしたが、
ズボン、ムササビも豊富です。

男性の方にも、
たっぷりと楽しんでいただけそうです。
 
 
明日からの4日間、
たくさんの うさと服といっしょに、
お待ちしていま〜す ^^
 
 
うさとの服展 @ 本八幡スペースあむりた(千葉県市川市)

 期 間: 2018年7月5日(木) 〜 7月8日(日) [ 4日間 ]
 時 間: 10:00 〜 18:00
 会場名: 本八幡スペースあむりた
 住 所: 千葉県市川市東菅野1-14-18
 最寄駅: 本八幡駅(JR総武線・都営地下鉄新宿線)/ 京成八幡駅(京成本線) 徒歩約10分

 アクセス詳細は、こちら のページをご覧ください。
 
 
 


私たち渾身のコーディネート! ^^; 新作のベルト、カッコイイです

 

 

 


色合い鮮やかなノースリーブ。 脇を絞ると …

 


斬新! な、2色の絣生地の、ムササビ

 


青の縦糸と黄色(薄茶)の横糸とで「緑」に見える、ワンピース

 


今回「推し」のデザイン

 


これまた個性的な絣。 スリットも深く、デザインも斬新ですね^^

 


シルクコットン。丈の短いジャケット

 

商品発送の連絡をいただきました(2018年7月)

 
本日、うさとジャパンスタッフの かとうさん から、
商品を発送した旨の ご連絡をいただきました。

あれ、まだ、1週間以上もあるのに?
すごい!
いつもながら、仕事が早い!! ^^
 
 
ということで、
商品のほうは、確実に、やって来てくれるようですので
(って、毎回、必ず、来てくれるんですが ^^; )、

後は、もう、僕たちの準備次第、
という状態ですね ^^; 。

来週はじめに、
しっかりと、準備します!
 
 
さて、
そのとき、伝えていただいた、
商品に関する内容としては、
1点だけ。

メンズの半袖が、少ない

とのことです …

おそらく、
全サイズで、2点か3点のようです …
 
 
僕も、男性ですので、
この情報は、正直、残念ですが、

そして、
「うさと展主催者」としては、
男性のみなさんに、申し訳ないのですが、

でも、
すみません、仕方ありませんよね
(僕も、我慢です … )。
 
 
その他については、
特に、ご連絡いただいたことはありませんので、

前回の記事(「今回の展示会の商品情報(2018年7月)」)
でお伝えしたとおりだと思いますので、

女性の方向けには、
きっと、素敵なうさと服が揃っていることと思います!
 
 
以上、どうぞよろしくお願いします。
 

今回の展示会の商品情報(2018年7月)

 
本日、うさとジャパンから、
次回7月の展示会の商品に関する、
あらたな情報を 伝えていただきました。

なお、この情報は、
この期間(6月21日から7月8日)に、
全国で開催されている「うさと展」全体に関しての、
共通した、商品情報・商品傾向になりま〜す。
 
 

【色・柄の特徴】
藍 ベージュ、白が多いです。
藍は縦縞が多く、また絣の柄は個性豊かです。
ボトムはヘンプコットンの薄手のものが多くなります。
色が濃いものも比較的薄手のものです。

【デザインの傾向】
レディスは様々な半袖のデザインをお楽しみください。
夏らしいワンピースが入ります。
スカートが多くなっています。

【小耳情報】
絣の生地の模様のバリエーションが増えてきました。
中には3色使いされているものも。
どんものが届くのかお楽しみに〜。

 
 
まず、色として、
 

藍 ベージュ、白が多い。

 
とのことです。

「白」が、今回も多いとのこと、
とってもうれしいです!

素敵な白のうさと服、
これも、また、
みなさんとの、素敵な出会いがあることでしょう ^^ 。
楽しみです。

(過去記事「 白のうさと服 」ご参照)。
 
 
それから、
「藍」も、多いとのこと。

個人的には、
もっとも汎用的で、もっとも便利で、
かつ、もっとも「うさと的」と感じている、藍。

その藍の夏物も、
いろいろと、来てくれそうですね。

きっと、素敵なものが、
多くあることでしょう。
 
 
続いて、
 

絣の柄は個性豊か

絣の生地の模様のバリエーションが増えてきました。
中には3色使いされているものも。

 
とのことですね。

僕の絣好きについては、
これまでも、書いてきましたが、

そして、その「好き」が、未だに、
まったく治る気配を見せないのですが ^^; 、

絣のバリエーションが、
さらに、増してきているとのこと!

こちらも、楽しみです ^^ 。

(過去記事「 ソムヨットさん 」ご参照)。
 
 
あと、「デザインの傾向」として、
 

レディスは様々な半袖のデザインをお楽しみください。
夏らしいワンピースが入ります。
スカートが多くなっています。

 
とのことですね!

女性のみなさん、
羨ましいです! ^^;

盛夏に向けて、
素敵なうさとの夏物に、出会われるかもしれませんね。

どうぞ、お楽しみに。
 
 
以上、
私たちの、次回うさと展に来てくれる服たちに関する、
一般的な情報でした〜
 

うさとの服のお手入れ 継ぎ当て

さあ、続いていきましょう、
「うさとの服の お手入れ」、
第4弾。
 
 
うさとの服は、
手紡ぎの糸、手織りの布、天然染料、ですので、

例えば、
ジーンズのような素材と比べれば、
やはり、「弱い」です。

そこは、
如何ともし難いところ、ですね。

だって、その「弱さ」こそが、
着心地の「柔らかさ」、「心地よさ」、
ですもんね。
 
 
なので、
長年着ていると、

とくに、ヘビーローテンションのものであれば、
やはり、すり減って来たり、薄くなって来たり、
あるいは、織り目が広がって、緩んで来たり …

そういうことが、起こりえます。
 
 
ただ、
念のため、申し上げると、

それは、あくまでも、
 「ジーンズなどの、現代の、強い布と比べたら」
の話です。

うさとの布そのものは、
手作りの布としては、十分に、
いえ、ビックリするくらいに、強い。

僕の認識は、むしろ、そうです。
 
 
たとえば、
最初に購入した、5年ものの、ヘンプのムササビ
この記事 の写真のもの、ですね)。

これなんか、
最初は、来る日も来る日も、履いていて
(これしか、持っていなかったのでね ^^; )、

今でも、特に冬場は、
(厚地なので)結局、一番履いてしまう、
かなり、ヘビーに使われている、パンツですが、

傷んでいるところ、弱くなって来ているところ、は、
いまのところ、まったくありません。
 
 
また、
最も着倒している、
「楽衣(パジャマ)」のパンツなんかも、

やはり、4年以上に渡って、
2日に一度、履いていますが、

テレテレ〜に、柔らかくなっているものの
(そのおかげで、寝間着としては、最高の着心地です ^^ )、
まだ、傷んでいません
(腰紐、および、その紐が擦れる部分には、傷み有り)。
 
 
そう考えると、
 「手紡ぎの糸、手織りの布、天然染料なのに、強い!」
と、
むしろ、そうなると、思います。
 
 
ですが、とはいえ、
やはり、傷んできてしまうものの、ありますので、

では、その場合には、どうしましょう?
 
 

 
これは、
僕が、2組持っている楽衣の、

さっき触れた、テレテレ〜のものとは、別の方の、
その楽衣の、パンツですが、

おしりのところの一部が、
ご覧ように、
割に派手に、擦れて、解(ほつ)れてしまっています

(いやぁ、こうやって、改めて見ると、
 かなりいっちゃってますね ^^; )。

で、ここ、
僕は、ご覧のとおり、
継ぎ当てをして、補修して、履いています。

こうしていると、
特に、楽衣なので、
「見た目」は気になりませんから、

実用上、まったく問題無く、
これまでどおりに、履いています。
 
 
妻も、
スパッツの、膝のところを、
継ぎ当てしたり、しています。
 
 
で、では、
じゃぁ、継ぎ当てしたいけど、
でも、その布は、どうしたらいいの?

実は、
うさとの、継ぎ当て用の布が、あります!

もしかしたら、
あまりご存じない方も、いらっしゃるかもしれませんが、

うさと展に行くと、
数枚の、継ぎ当て用の、うさとの布地が、置いてあります。
 


たとえば、このような、布です

 
 
製造過程で出てしまった、端切れのうち、
ふんどしとか、巾着とか、座布団とか、
そういうものにならなかった、端切れたちが、
継ぎ当て用の布として、うさと展に、毎回、数枚、来てくれています。

なので、もし、継ぎ当て布がご入用なら、
ぜひ、コーディネーターさんに、お聞きになってください。

無料で、渡してくださいます。
 
 
ただ、
そのときに、どんな、継ぎ当て用の布があるかは、
そのとき次第なので、

ご自分の、補修されたい服の生地に合うようなものがあるかは、
そのとき次第です。

その点は、ご了承ください。
 
 
 「いや、大好きな服で、外にも着ていくから、
  もっとちゃんと、補修できてくれなきゃ … 」
という場合には、

 「だから、自分で補修するのは、ちょっと … 」
という場合には
(ごもっともな、ご要望ですよね)、

前回の、シルクのお手入れ の場合と同じように、

そこは、やはり、
プロの方にお任せすることを、お勧めします。
 
 
たとえば、
先日伺った、うさと京都店では、

ちょうど、お客さまが、
そのようなご要望をお持ちで、
そこで、京都店にいらして、ご質問をされていましたが、

その際には、スタッフの方は、
洋服の病院 」さんを、ご紹介されていました。

ご参考になさってみてください。


.

シルクのお手入れ

さあ、今回は、
「お手入れ」編の、第3弾! ^^
 
 
第1弾では、
うさと服の、「 普段のお手入れ 」について。

 ・水での手洗い
 ・陰干し
 ・スチームアイロン

第2弾では、
うさと服の、「 初回のお手入れ 」について。

 ・コットン&ヘンプは、塩水で色落ち止め
 ・シルクは、酢水で色落ち止め

と、ご紹介しました。

第3弾の、今回は、
「シルクのうさと服の、お手入れ」について、です。
 
 
第2弾の、最後に、

 「シルクの、初回お手入れで、
  薄〜い酢水で、色落ち止めをするといい」
という情報を、ご紹介しました。

ただ、
シルク製品については、

自分でお手入れするのは、
洗ったり、水に浸けたりするのは、
なかなかに、怖い、

と、お思いの方も、いらっしゃることと思います。

そこで、
では、そんな場合には、どうしたらいいのか?

これ、
以前、横浜・鷺沼にあった、
「うさとの森 横浜店」で店長をされていた、

宮川さん(宮川昭夫さん)にお会いしたときに、
教えていただきました。
 
 
2月に、青山で開催された、
愛宕さん・清水さん主催の、うさと展にお邪魔したときに、

「ワンドロップ聖歌隊」で、作曲家をされている、
宮川さんが、いらして、
そのご縁で、その日、お手伝いをされていて、

その際に、
僕は、はじめて、彼にお会いして、
そして、ご挨拶ができました。
 
 
そのとき、宮川さん。

綾織りのシルクの、「エボニーの黒」の、ムササビを、
履いていらっしゃいました。

それが、もう、あまりに素敵で …

思わず、間近で、顔を近づけて見せてもらい、
そのうえ、触らせてもらっちゃいました! ^^;
 
 
ちなみに、
その、エボニーの黒の、綾織りのシルク。

そう、
以前、このブログでご紹介した、
僕のマフラー と、とっても似ている生地でした。

実は、僕は、
4年ほど前に、すでに、

その、エボニーの黒の、綾織りのシルクのマフラーを、
あるうさと展で、手に取ったことがあったのですが、

当時は、頭の中が、
「藍染め」で、いっぱいで、いっぱいで、

「エボニー」「黒」というところに、
不思議なほど、まったく惹かれず、
購入しませんでした。

でも、
なぜか、そのマフラーのことが、
ずっと頭にあり、ずっと記憶に残っていて、

そして、
僕の中の「藍染め」欲が、一段落するにつれて、
徐々に、今度は、
「エボニー(の黒)」への、自己内評価が高まっていき、

 「いつか、手にできないかなぁ … 」
と、
思うようになってきていたところでした。
 
 
そんなタイミングで、
宮川さんの、その、ムササビを目にし、

そして、
さらに実は、

その2週後の、
Februarian FESTA でも、

同じく、綾織りのシルクの、エボニーの黒の、
今度は、上着を、着ている方がいらして、
それを目にしていて、

僕の中の、シルクのエボニー黒への欲望が、
一気に、凄まじいばかりに、高まって来ていました。
 
 
そんな状況で、
Februarian FESTA の、1週間後の、
野口さんの、うさと展で、

いやぁ〜、
出会えましたぁー!

目にしたときは、
思わず、目を疑い、
そして、密かに、第興奮!

内側では、
大絶叫していました!!

というのも、
僕個人的には、その、4年前以来、

その手の、シルクは、
うさと展で目にしておらず、
もう、作られていないのではないか、
と、思っていたからです。

だから、もう、出会えないのかも、と、
半分、諦めていたからです。

そこに来て、
この、流れ!
この、タイミング!

もう、笑みをこぼさないのが、
内なる絶叫の声を漏らさないのが、
なんとまぁ、大変だったことか …
 
 
いやいや、
すみません、大幅に、話が逸れてしまいました!

あのマフラーに出会えたことが、
僕にとっては、「奇跡」とも思えるような、
そんな感覚があって

それが、あまりにも、あまりにも、
嬉しい出来事だったもので、つい …
 
 
で、「シルクのお手入れ」の話、
でしたね ^^ 。

 「ところで、お手入れは、どうされているんですか?」

宮川さんに、
そのムササビを見せていただいた際、
こう、お聞きしました。

答えは、
お聞きしてみれば、至極、納得のものでした。

 

これは、クリーニング店に出しています。
 「草木染め対応」のクリーニング店、あるでしょ?
 そういうところに、出しています。

なぁ〜るほど!

そうか、
プロに、任せちゃえば、いいんだ!
 
 
ということで、
ご自分で、お手入れに自信のない方は、

ぜひ、「草木染め対応」のクリーニング店を探されて、
そういうところに、お願いされたら、と、思います。


.

お手入れ 「初回」編

さて、
前回、ようやく、
うさと服の お手入れ 」について、書けました ^^ 。

ただ、
前回お伝えしたのは、「普段の お手入れ」についてで、

さらにお伝えすべきことが、
まだ、あります。

今回は、そのひとつ、
「初回のお手入れ」について、です。
 
 
この話も、
うさとの服をお持ちの方なら、すでにお聞きだと思いますが、

うさとの服をご購入されて、
そして、はじめて、お洗濯をされるとき。

そのときは、
「色落ち止め」をなさってください。
 
 
コットン素材や、
ヘンプ素材のものであれば、

水を貼ったタライに、
塩(天然塩)をひとつまみ入れ、溶かし、

そこで、押し洗いをなさってください。

それで、「色落ち止め」の効果があるそうです。
 
 
また、
このとき、同時に、

米糊も(ある程度)とれて、
柔らかくなり、より身体に馴染みやすくなると思います。
 
 
その後、
改めて、(軽く)すすいでいただいて、
後は、陰干し ・・・

のプロセスで、OKです。
 
 
また、これは、
初回の洗濯のときだけで、大丈夫です。

その後の洗濯・お手入れの際には、
なさらなくて結構です。
 
 
また、
色落ちをとても気になさる方は、

購入されたら、すぐ、
初めて着る、その前に、
まず、「色落ち止め」をなさるといいかもしれません。
 
 
以上が、
(うさと関連で)一般的に言われている、
「初回のお手入れ」「色落ち止め」についてです。

ご参考になさってください。
 
 
ところで、
これは、僕個人的なものなのですが、

僕は、最近は、
塩による色落ち止めは、とくには、していません。

一度、何処かの展示会で、
 「そんなに気にしなくても、大丈夫だと思いますよぉ ^^ 」
と、言われた記憶があるからで、

それに、
まあ、物によっては、ですが、
色落ちが、その具合が、
かえって「味」になるケースも、ありますので、

それほど、気にしないようにしています。
 
 
と言いながら、
でも、やはり、
 「これは、この濃い色のままであってほしい!」
というような服であれば、

それに関しては、
やっています ^^; 。

まぁ、そのような感じで、
あまり、過剰に、神経質にならずに、
楽なスタンスで、臨機応変、していただければなぁと、思います。
 
 
あと、
「初回のお手入れ」「色落ち止め」に関して言えば、

先の、
「塩」による色落ち止めが、
「コットン」「ヘンプ」についてだったのですが、

では、「シルク」については …

これは、
「お酢」が良いらしいです。
 
 
シルク製品に関するお手入れに関しては、
割に広く、お酢が効果があると、言われていると思いますが、

「初回のお手入れ」「色落ち止め」に関しても、
お酢が良いと、聞きました。

タライに貼った水に、
小さじ1杯とか、薄めの分量を入れて、
そこで、やさしく、やさしく、押し洗い …

これで、色落ち止め効果があるようです。
 
 
先輩コーディネーターの、 曽根田さん から、
 「(大先輩コーディネーター、石川)美保さんから、聞いた」
と、教えていただき、

その後、機会があったときに、
美保さんに、直接お聞きして、確認しました。

「20年もの」(!)とかの、うさとのシルクを、
それは美し〜く、着ていらっしゃる、
美保さんから、お聞きした情報ですので、

みなさんにも、シェアさせていただきます。
 
 
以上、ご参考になさってください。


.

うさとの服 のお手入れ

「うさとの服」を販売する立場になり、
「うさとの服」について、書いているのであれば、

何をおいても、まず最初に、書いておいてしかるべきことを、
これまで、書いていなかったことに、気づいては いたのですが、

何とな〜く、後回しにして来てしまっていました。

が、
今日、ここで、書いておきたいと思います!

うさとの服の、お手入れについて、です。
 
 
まず、
うさとジャパンからは、

「うさとの服 お手入れ帖」という、
お手入れ指南書のようなものが、出されていて、

うさとの服を、はじめてご購入された方には、
お渡しさせていただいているものが、ございます。

ご覧になられた方、お手持ちの方も、
多数、いらっしゃるとは思いますが、

最初に、
それを、そのまま、ご紹介させていただきます。
 

 

お洗濯について
 
 
手洗いがおすすめ!

 やさしく手洗いするとより長く美しく保てます。
 洗濯機で洗う際は、裏返して洗濯用ネットに入れてください。
 洗い・すすぎ・脱水を短くすると布の傷みが和らぎます。

洗剤にご注意!

 合成洗剤には蛍光増白剤や漂白剤が含まれていることがあります。
 草木染めの自然な色合いがまたたくまに失われてしまいますので
 無添加のせっけん洗剤をご使用ください。

色移りにご注意!

 色の違うものや白いものと一緒に洗うと移染の可能性があります。

日焼けにご注意!

 長時間、強い日差しに当てると変色する場合がありますので、
 洗濯後は風通しの良いところで、裏返しのまま日陰干しをおすすめします。

 

 

お気をつけください
 
 
レモン汁やお酢、または各種住宅用洗剤などに触れると色が抜けることがあります。

雨天時や汗をかいた時など、色移りすることがあります。

布地が濡れた状態で、鉄や銅などの金属が長時間触れると変色することがあります。

洗濯時に洗剤が直接生地に付くと洗剤の種類に関わらず変色することがあります。

生地によってねじれや型くずれしやすいものがございますので、
洗濯後、形を整えてから干してください。

 
 
以上、
「うさとの服 お手入れ帖」のご紹介でした。
 
 
さ、その上で、

一(いち)うさと展コーディネーターとして、
あるいは、一うさと服ファンとして、

自分が行っていたり、注意したりしていること、
あるいは、知っていることを、
以下に、ご紹介させていただきます。

お伝えするのは、次の3点です。

・水で手洗い
・陰干し
・スチームアイロン

 
 
まず、「洗い」についてですが、

「うさとの服 お手入れ帖」の、一番最初にあったとおり、
お手入れの基本としては、「手洗い」、
それも、「水」による「手洗い」が、一番の基本で、
それで十分だと思います。

「手洗い」のようすは、
すなべさん が、動画を公開されていますので、
そちら をご覧いただければと思いますが、

要は、難しいことなどなく、
水を張ったところに、服を浸し、
そして、手で、押し洗いをする、
ということで、いいと思います。

「押し洗い」で、服に、適度な圧力をかけることで、
うさとの服の洗濯としては、基本的に充分。
それで、しっかりと、きれいになると、思っています。
実感しています。

また、「水」と言いましたが、
「お湯」「ぬるま湯」だと、
染料の抜けが、かなり激しくなります。

なので、「お湯」である必要は無く、
「水」でいいと思います。

また、
ここで言う、「基本としての、水による手洗い」の場合には、
洗剤・せっけんも、無くて良いと思います。

僕は、
無染色の服に関しては、
汚れが目立つ部分に、無添加せっけんを使って洗いますが、

染め物に関しては、
基本、せっけんも使っていません。

でも、僕の場合には、
このやり方で、これまでの5年間、やって来ていて、
いまのところ、問題ないんですよね。

もし、気になる箇所や、気になる汚れがあれば、
その部分だけ、せっけんをつけて、
など、適宜、ご対応いただければと思います。

また、この段階で、「匂い」が気になるようであれば、
なので、せっけんで洗いたい、ということであれば、

少なくとも、染め物に関しては、
最後3番目にご紹介する、「スチームアイロン」で、
十分に、それに対応できると思いますので、
この目的でのせっけん使用は不要、と、僕は認識しています。

以上、ご参考にしていただければと思います。
 
 
ちなみに、
以上に関連しての、ご参考情報ですが、

ある動画で、うさぶろうさんが、

(連続して着ないで、一日以上)休ませてあげることができるなら、
洗わなくても大丈夫

と、おっしゃっていました。

吊るしてあげて、空気を含ませてあげて、休ませてあげれば、
それだけで、十分に回復する、
と、おっしゃっていました。

それだけ、うさとの服には(うさとの布には)、力があるのだと思います ^^ 。
 
 
次に、「干し」ですが、

そうやって、洗った服は、
これも、「うさとの服 お手入れ帖」にも書いてあったとおり、
「裏返し」で、「日陰」に干して、「風を通して」あげてください。

「裏返し」に関しては、
洗う際に、はじめから、裏返しになさっているといいと思います。

それを、直射日光を避けて、干して、
風を通すことで、乾かせてあげてください。

以上で、基本的に、「洗濯」は終了です。
 
 
そして、最後に、
僕自身としては、もっとも重視していること。

それは、
上の、「うさとの服 お手入れ帖」には、書いてありませんでしたが、

干し終わった後に、アイロンを掛けてあげること。

特に、僕個人的には、「スチームアイロン」を掛けてあげること、が、
服を「蘇らせる」と表現できるほど、効果があることだと、認識していて、

洗い、干した後には、必ず、
スチームアイロンを掛けています。

これが、「お手入れ」の部分では、
もっとも効果のある方法だと思っています。
 
 
手順としては、
干し終わったままの、裏返しのままの、服に、
裏返しのまま、裏側から、スチームアイロンを掛けます。

服を整えながら、アイロン台に置き、
さらに整えつつ、服の様子・具合を見つつ、確認しつつ、
スチームアイロンを掛けて行くと、

服が、生地が、ピシッと、パリッと、
「復活していく」ように、整い、力強くなっていきます。

また、同時に、
染料の香りが、蒸気に乗って、立ち上がってきます。

香りも、回復していきます。

あるいは、
ついてしまった「匂い」も、
これで、あらかた、取れてしまいます ^^ 。

なので、
洗濯後には、ぜひ、スチームアイロンをかけてください。

なんでも、聞くところによると、
うさぶろうさんは、アイロンがけが、とっても上手で、とっても早いのだとか。

うさぶろうさんからお聞きして、確認したわけではありませんが、
アイロンがけは、「見た目を綺麗にする」という効果だけでなく、
「お手入れ」という部分に関しても、とても重要なのではないか、
だから、きちんとアイロンがけをされるのではないか、と、
勝手な推測ながら、そう、思っています。
 
 
以上、
うさとの服の お手入れ、
ご参考になさってみてください。


.

カタツムリの「2」

さて、
ここで、
小ネタを、一つ ^^ 。
 
 
過去記事「 「久」「△」「b」? 」で、
うさとの服の、表正面に貼られている、
シールについて、書きました。

そのシールは、
貼られている、その服の「サイズ」を、
表しているのですが、

ところが、
その、数字の形状が、

私たち日本人にとっては、
少々、独特で、

僕には、
 「2」
 「4」
 「6」
という表記が、

まるで、
 「久」
 「△」
 「b」
と、書かれているように見えます。


こんな感じです ^^

 


この「2」も、上の写真のもの同様、相当に「久」ですよね!

 
 
 
そんな中、

前回の主催うさと展に来てくれた服の一枚に、
こんなシールを発見しました!

 
なんか、「カタツムリ」に、見えません?

あるいは、「ゼンマイ(薇)」にも、見えるかな?
(それは、僕が、山菜採りに行ったばかりだからかな?)
 
 
何に見えるかは、
人それぞれでしょうが、

まあ、いずれにせよ、
可愛いらしい「2」ですよね ^^ 。
 
 
日本人の感覚からしたら、
ちょっと、違和感を感じる、
こんな記号からも、

うさとの服が、

「タイ」「ラオス」という遠方から、
そこの人々の「手」を通して、
そこの人々の温かい「想い」を携えて、
やって来てくれているということ。

そんなことを、
僕には、感じさせてくれます。


.

うさとの靴のサイズ

さて、今回は、
うさと京都店に行って聞いてきたこと、
では、ないのですが、

うさと京都店では、
「うさとの靴」の横に、

このような「サイズ表」が、
さりげな〜く、置いてありました。

 
いやぁ〜、参考になるなぁ …
 
 
僕たちの、初回のうさと展のときには、
靴が来なかったのですが、

2回目の、前回のうさと展には、
4足の靴が、やって来てくれました。

それなのに、そのとき、
僕は、サイズも、ちゃんと分かっていませんでした …

(お客さまから質問があったときは、
 共催の、曽根田さんに、サポートしてもらっちゃいました … )
 
 
次回からは、
このような、分かりやすいものを準備して、

みなさんに、お分かりいただけやすいように、
いたします!

(ここで宣言して、自分にプレッシャーを掛けておきます ^^; )。
 
 
というわけで、
「うさとの靴」のサイズは、

22.5cmから、27.5cmまで、
1cm刻みで、
6サイズ、あります!
 
 
ただ、それぞれの展示会に、
全サイズ揃っているわけではないと思いますし、

色や、形のバリエーションも、
そのときどきだと、思いますので、

その点は、
どうぞ、あしからず、ご了承ください。
 
 
さて、靴の写真は、
例えば、この春の新作のハイカットシューズであれば、
こちら の、うさとのブログの記事にありますが、

ご覧のとおり、
外側の生地は、
うさとの布を使用してあり、

うさとの服とのコーディネートは、
当然ながら、バッチリ! です ^^ 。
 
 
また、ソールには、
天然ゴムを使用していて、

履き心地の柔らかさが、
独特で、

また、内張りには、
ヘンプの布地が使われていて、

素足に履くと、
これまた、独特の心地好さがあるそうです

(すみません、素足で履いたことが無いので、
 これは、又聞き情報です)。

ローカットタイプも、ありますので、
これからの季節には、
そんな履き方が、ピッタリかも。
 
 
うさと展に行かれたら、
ぜひ、靴も、ご覧になってみてください。

もちろん、
試し履きも、なさってみてくださいね。


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エボニーの「黒」

さぁ、
今回、京都でお聞きしてきたことの、
第3弾! ^^
 
 
まず、
この写真をご覧ください。

 
 
これは、
今年の2月に、

僕が、購入した、
シルクの、綾織りの、マフラーです。

実物は、写真よりもさらに深い、真っ黒で、
光沢が抑えられた、上品な色あいで、

模様も、細かく織り上げられた、
とっっても美しい、マフラーです。
 
 
さて、
タグに書いてあるとおりに、

 素材は、シルク(silk)100%
 染料は、エボニー(Ebony)

です。
 
 
エボニー。
日本語では、黒檀(こくたん)。

木材としての性質は、
非常に硬く、加工が困難で、
割れやすいために、釘止めできないそう。

しかし、その分、
耐久性に非常に優れる。

その性質、および希少性から、
「銘木」の一つとされ、
おもに、仏具や高級家具などに利用されています。

 (参照サイト:こちら
 
 
その、黒檀。

染料に使う場合、
まず、使うのは、実の部分。

水に漬け、水を切り、
そして、灰汁と一緒につぶし、絞るようです。

そうしてできる染料は、
発酵した匂いが特徴的、とのこと。

(参照:うさとジャパンのブログ「 黒檀染め
 および、うさとジャパン発行の『色見本』)
 


『色見本』の、黒檀のページ

 
 
で、この、黒檀染めですが、
しっかりと染めるのに、
どうやら、とっても回数が必要らしいです。

染めていくと、

はじめは、
グレーっぽい感じに染まって行き、

そこから、さらに回数を重ねていくと、
だんだんと、「茶」になっていきます。

「エボニーの茶」のうさと服も、
ありますよね。

そこから、さらに回数を重ねると、
茶が濃くなり、

そして、さらに、染めを繰り返して、
ようやく、「黒」になっていくのだそうです。
 
 
で、冒頭の、
シルクマフラー写真ですが、

あのように、しっかりと「黒」に染めるには、
どうやら、なんと、
80回〜100回近くも、染めるのだそう!!

ちょっと、「恐ろしいほど」ですよね。

でも、そうやって染めてくださったものを、手にできるなんて、
ほんとうに、ありがたく、嬉しく、幸せですよねぇ ^^ 。
 
 
「染料としての黒檀は、発酵臭が特徴的」
とのことでしたが、

たしかに、このマフラーに、
スチームアイロンをかけると、

たしかに、
とても独特の、しっかり目の香りがします。
 
 
同じく、うさとの「黒」には、
藍染めの「黒」もあり、

そして、
こちらをスチームアイロンしたときにも、
濃く、強い、すばらしい香りがしますが

(なので、「藍染めの黒」の服のアイロンがけは、
 僕にとって、「ストレス発散」法の、一つです ^^ )、

「エボニーの黒」の香りも、
とても素晴らしい、しっかりとした香りがします。

これ、やはり、
かなりの回数染めた結果、あの濃い色になっているから、
ということのも、あるのでしょうね!
 
 
そして、これまで、
このマフラーをしていると、

ときどき、
着ている服の、マフラーの周りに、
黒い破片のようなものが、現れることがありました。

どうやら、
染料の「黒檀」が、剥がれ落ちたもの、のようです。
 
 
これも、今回お聞きしてきた話ですが、

黒檀染めは、
黒檀の粉が乗ったかのように、
染まっているところがあるみたいです。

それが、
しっかりとした「黒」になるまで、
極めて多い回数、染めると、

そんなふうに、
繊維の中だけでなく、
表面に付着するようにして、
染まる部分もあるのでしょうね。

それが、
剥がれ落ちるように、
服についていたのでしょうね。
 
 
僕のマフラーに関しては、
いまのところ、「色落ち」のようなことは無いのですが、

ですが、
ということなので、

エボニーに関しては、
色落ちに、ご注意・ご留意なさったほうが、いいかも。
 
 
いずれにせよ、
エボニー・黒檀染め独特の、雰囲気、美しさは、

そのような、
染料の特徴、
そして、染めの回数・手間から、
来ているようです。
 
 
どうぞ、みなさんにも、
素敵なエボニーのうさと服との出会いがありますように。


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