シルクのお手入れ

さあ、今回は、
「お手入れ」編の、第3弾! ^^
 
 
第1弾では、
うさと服の、「 普段のお手入れ 」について。

 ・水での手洗い
 ・陰干し
 ・スチームアイロン

第2弾では、
うさと服の、「 初回のお手入れ 」について。

 ・コットン&ヘンプは、塩水で色落ち止め
 ・シルクは、酢水で色落ち止め

と、ご紹介しました。

第3弾の、今回は、
「シルクのうさと服の、お手入れ」について、です。
 
 
第2弾の、最後に、

 「シルクの、初回お手入れで、
  薄〜い酢水で、色落ち止めをするといい」
という情報を、ご紹介しました。

ただ、
シルク製品については、

自分でお手入れするのは、
洗ったり、水に浸けたりするのは、
なかなかに、怖い、

と、お思いの方も、いらっしゃることと思います。

そこで、
では、そんな場合には、どうしたらいいのか?

これ、
以前、横浜・鷺沼にあった、
「うさとの森 横浜店」で店長をされていた、

宮川さん(宮川昭夫さん)にお会いしたときに、
教えていただきました。
 
 
2月に、青山で開催された、
愛宕さん・清水さん主催の、うさと展にお邪魔したときに、

「ワンドロップ聖歌隊」で、作曲家をされている、
宮川さんが、いらして、
そのご縁で、その日、お手伝いをされていて、

その際に、
僕は、はじめて、彼にお会いして、
そして、ご挨拶ができました。
 
 
そのとき、宮川さん。

綾織りのシルクの、「エボニーの黒」の、ムササビを、
履いていらっしゃいました。

それが、もう、あまりに素敵で …

思わず、間近で、顔を近づけて見せてもらい、
そのうえ、触らせてもらっちゃいました! ^^;
 
 
ちなみに、
その、エボニーの黒の、綾織りのシルク。

そう、
以前、このブログでご紹介した、
僕のマフラー と、とっても似ている生地でした。

実は、僕は、
4年ほど前に、すでに、

その、エボニーの黒の、綾織りのシルクのマフラーを、
あるうさと展で、手に取ったことがあったのですが、

当時は、頭の中が、
「藍染め」で、いっぱいで、いっぱいで、

「エボニー」「黒」というところに、
不思議なほど、まったく惹かれず、
購入しませんでした。

でも、
なぜか、そのマフラーのことが、
ずっと頭にあり、ずっと記憶に残っていて、

そして、
僕の中の「藍染め」欲が、一段落するにつれて、
徐々に、今度は、
「エボニー(の黒)」への、自己内評価が高まっていき、

 「いつか、手にできないかなぁ … 」
と、
思うようになってきていたところでした。
 
 
そんなタイミングで、
宮川さんの、その、ムササビを目にし、

そして、
さらに実は、

その2週後の、
Februarian FESTA でも、

同じく、綾織りのシルクの、エボニーの黒の、
今度は、上着を、着ている方がいらして、
それを目にしていて、

僕の中の、シルクのエボニー黒への欲望が、
一気に、凄まじいばかりに、高まって来ていました。
 
 
そんな状況で、
Februarian FESTA の、1週間後の、
野口さんの、うさと展で、

いやぁ〜、
出会えましたぁー!

目にしたときは、
思わず、目を疑い、
そして、密かに、第興奮!

内側では、
大絶叫していました!!

というのも、
僕個人的には、その、4年前以来、

その手の、シルクは、
うさと展で目にしておらず、
もう、作られていないのではないか、
と、思っていたからです。

だから、もう、出会えないのかも、と、
半分、諦めていたからです。

そこに来て、
この、流れ!
この、タイミング!

もう、笑みをこぼさないのが、
内なる絶叫の声を漏らさないのが、
なんとまぁ、大変だったことか …
 
 
いやいや、
すみません、大幅に、話が逸れてしまいました!

あのマフラーに出会えたことが、
僕にとっては、「奇跡」とも思えるような、
そんな感覚があって

それが、あまりにも、あまりにも、
嬉しい出来事だったもので、つい …
 
 
で、「シルクのお手入れ」の話、
でしたね ^^ 。

 「ところで、お手入れは、どうされているんですか?」

宮川さんに、
そのムササビを見せていただいた際、
こう、お聞きしました。

答えは、
お聞きしてみれば、至極、納得のものでした。

 

これは、クリーニング店に出しています。
 「草木染め対応」のクリーニング店、あるでしょ?
 そういうところに、出しています。

なぁ〜るほど!

そうか、
プロに、任せちゃえば、いいんだ!
 
 
ということで、
ご自分で、お手入れに自信のない方は、

ぜひ、「草木染め対応」のクリーニング店を探されて、
そういうところに、お願いされたら、と、思います。


.

お手入れ 「初回」編

さて、
前回、ようやく、
うさと服の お手入れ 」について、書けました ^^ 。

ただ、
前回お伝えしたのは、「普段の お手入れ」についてで、

さらにお伝えすべきことが、
まだ、あります。

今回は、そのひとつ、
「初回のお手入れ」について、です。
 
 
この話も、
うさとの服をお持ちの方なら、すでにお聞きだと思いますが、

うさとの服をご購入されて、
そして、はじめて、お洗濯をされるとき。

そのときは、
「色落ち止め」をなさってください。
 
 
コットン素材や、
ヘンプ素材のものであれば、

水を貼ったタライに、
塩(天然塩)をひとつまみ入れ、溶かし、

そこで、押し洗いをなさってください。

それで、「色落ち止め」の効果があるそうです。
 
 
また、
このとき、同時に、

米糊も(ある程度)とれて、
柔らかくなり、より身体に馴染みやすくなると思います。
 
 
その後、
改めて、(軽く)すすいでいただいて、
後は、陰干し ・・・

のプロセスで、OKです。
 
 
また、これは、
初回の洗濯のときだけで、大丈夫です。

その後の洗濯・お手入れの際には、
なさらなくて結構です。
 
 
また、
色落ちをとても気になさる方は、

購入されたら、すぐ、
初めて着る、その前に、
まず、「色落ち止め」をなさるといいかもしれません。
 
 
以上が、
(うさと関連で)一般的に言われている、
「初回のお手入れ」「色落ち止め」についてです。

ご参考になさってください。
 
 
ところで、
これは、僕個人的なものなのですが、

僕は、最近は、
塩による色落ち止めは、とくには、していません。

一度、何処かの展示会で、
 「そんなに気にしなくても、大丈夫だと思いますよぉ ^^ 」
と、言われた記憶があるからで、

それに、
まあ、物によっては、ですが、
色落ちが、その具合が、
かえって「味」になるケースも、ありますので、

それほど、気にしないようにしています。
 
 
と言いながら、
でも、やはり、
 「これは、この濃い色のままであってほしい!」
というような服であれば、

それに関しては、
やっています ^^; 。

まぁ、そのような感じで、
あまり、過剰に、神経質にならずに、
楽なスタンスで、臨機応変、していただければなぁと、思います。
 
 
あと、
「初回のお手入れ」「色落ち止め」に関して言えば、

先の、
「塩」による色落ち止めが、
「コットン」「ヘンプ」についてだったのですが、

では、「シルク」については …

これは、
「お酢」が良いらしいです。
 
 
シルク製品に関するお手入れに関しては、
割に広く、お酢が効果があると、言われていると思いますが、

「初回のお手入れ」「色落ち止め」に関しても、
お酢が良いと、聞きました。

タライに貼った水に、
小さじ1杯とか、薄めの分量を入れて、
そこで、やさしく、やさしく、押し洗い …

これで、色落ち止め効果があるようです。
 
 
先輩コーディネーターの、 曽根田さん から、
 「(大先輩コーディネーター、石川)美保さんから、聞いた」
と、教えていただき、

その後、機会があったときに、
美保さんに、直接お聞きして、確認しました。

「20年もの」(!)とかの、うさとのシルクを、
それは美し〜く、着ていらっしゃる、
美保さんから、お聞きした情報ですので、

みなさんにも、シェアさせていただきます。
 
 
以上、ご参考になさってください。


.

うさとの服 のお手入れ

「うさとの服」を販売する立場になり、
「うさとの服」について、書いているのであれば、

何をおいても、まず最初に、書いておいてしかるべきことを、
これまで、書いていなかったことに、気づいては いたのですが、

何とな〜く、後回しにして来てしまっていました。

が、
今日、ここで、書いておきたいと思います!

うさとの服の、お手入れについて、です。
 
 
まず、
うさとジャパンからは、

「うさとの服 お手入れ帖」という、
お手入れ指南書のようなものが、出されていて、

うさとの服を、はじめてご購入された方には、
お渡しさせていただいているものが、ございます。

ご覧になられた方、お手持ちの方も、
多数、いらっしゃるとは思いますが、

最初に、
それを、そのまま、ご紹介させていただきます。
 

 

お洗濯について
 
 
手洗いがおすすめ!

 やさしく手洗いするとより長く美しく保てます。
 洗濯機で洗う際は、裏返して洗濯用ネットに入れてください。
 洗い・すすぎ・脱水を短くすると布の傷みが和らぎます。

洗剤にご注意!

 合成洗剤には蛍光増白剤や漂白剤が含まれていることがあります。
 草木染めの自然な色合いがまたたくまに失われてしまいますので
 無添加のせっけん洗剤をご使用ください。

色移りにご注意!

 色の違うものや白いものと一緒に洗うと移染の可能性があります。

日焼けにご注意!

 長時間、強い日差しに当てると変色する場合がありますので、
 洗濯後は風通しの良いところで、裏返しのまま日陰干しをおすすめします。

 

 

お気をつけください
 
 
レモン汁やお酢、または各種住宅用洗剤などに触れると色が抜けることがあります。

雨天時や汗をかいた時など、色移りすることがあります。

布地が濡れた状態で、鉄や銅などの金属が長時間触れると変色することがあります。

洗濯時に洗剤が直接生地に付くと洗剤の種類に関わらず変色することがあります。

生地によってねじれや型くずれしやすいものがございますので、
洗濯後、形を整えてから干してください。

 
 
以上、
「うさとの服 お手入れ帖」のご紹介でした。
 
 
さ、その上で、

一(いち)うさと展コーディネーターとして、
あるいは、一うさと服ファンとして、

自分が行っていたり、注意したりしていること、
あるいは、知っていることを、
以下に、ご紹介させていただきます。

お伝えするのは、次の3点です。

・水で手洗い
・陰干し
・スチームアイロン

 
 
まず、「洗い」についてですが、

「うさとの服 お手入れ帖」の、一番最初にあったとおり、
お手入れの基本としては、「手洗い」、
それも、「水」による「手洗い」が、一番の基本で、
それで十分だと思います。

「手洗い」のようすは、
すなべさん が、動画を公開されていますので、
そちら をご覧いただければと思いますが、

要は、難しいことなどなく、
水を張ったところに、服を浸し、
そして、手で、押し洗いをする、
ということで、いいと思います。

「押し洗い」で、服に、適度な圧力をかけることで、
うさとの服の洗濯としては、基本的に充分。
それで、しっかりと、きれいになると、思っています。
実感しています。

また、「水」と言いましたが、
「お湯」「ぬるま湯」だと、
染料の抜けが、かなり激しくなります。

なので、「お湯」である必要は無く、
「水」でいいと思います。

また、
ここで言う、「基本としての、水による手洗い」の場合には、
洗剤・せっけんも、無くて良いと思います。

僕は、
無染色の服に関しては、
汚れが目立つ部分に、無添加せっけんを使って洗いますが、

染め物に関しては、
基本、せっけんも使っていません。

でも、僕の場合には、
このやり方で、これまでの5年間、やって来ていて、
いまのところ、問題ないんですよね。

もし、気になる箇所や、気になる汚れがあれば、
その部分だけ、せっけんをつけて、
など、適宜、ご対応いただければと思います。

また、この段階で、「匂い」が気になるようであれば、
なので、せっけんで洗いたい、ということであれば、

少なくとも、染め物に関しては、
最後3番目にご紹介する、「スチームアイロン」で、
十分に、それに対応できると思いますので、
この目的でのせっけん使用は不要、と、僕は認識しています。

以上、ご参考にしていただければと思います。
 
 
ちなみに、
以上に関連しての、ご参考情報ですが、

ある動画で、うさぶろうさんが、

(連続して着ないで、一日以上)休ませてあげることができるなら、
洗わなくても大丈夫

と、おっしゃっていました。

吊るしてあげて、空気を含ませてあげて、休ませてあげれば、
それだけで、十分に回復する、
と、おっしゃっていました。

それだけ、うさとの服には(うさとの布には)、力があるのだと思います ^^ 。
 
 
次に、「干し」ですが、

そうやって、洗った服は、
これも、「うさとの服 お手入れ帖」にも書いてあったとおり、
「裏返し」で、「日陰」に干して、「風を通して」あげてください。

「裏返し」に関しては、
洗う際に、はじめから、裏返しになさっているといいと思います。

それを、直射日光を避けて、干して、
風を通すことで、乾かせてあげてください。

以上で、基本的に、「洗濯」は終了です。
 
 
そして、最後に、
僕自身としては、もっとも重視していること。

それは、
上の、「うさとの服 お手入れ帖」には、書いてありませんでしたが、

干し終わった後に、アイロンを掛けてあげること。

特に、僕個人的には、「スチームアイロン」を掛けてあげること、が、
服を「蘇らせる」と表現できるほど、効果があることだと、認識していて、

洗い、干した後には、必ず、
スチームアイロンを掛けています。

これが、「お手入れ」の部分では、
もっとも効果のある方法だと思っています。
 
 
手順としては、
干し終わったままの、裏返しのままの、服に、
裏返しのまま、裏側から、スチームアイロンを掛けます。

服を整えながら、アイロン台に置き、
さらに整えつつ、服の様子・具合を見つつ、確認しつつ、
スチームアイロンを掛けて行くと、

服が、生地が、ピシッと、パリッと、
「復活していく」ように、整い、力強くなっていきます。

また、同時に、
染料の香りが、蒸気に乗って、立ち上がってきます。

香りも、回復していきます。

あるいは、
ついてしまった「匂い」も、
これで、あらかた、取れてしまいます ^^ 。

なので、
洗濯後には、ぜひ、スチームアイロンをかけてください。

なんでも、聞くところによると、
うさぶろうさんは、アイロンがけが、とっても上手で、とっても早いのだとか。

うさぶろうさんからお聞きして、確認したわけではありませんが、
アイロンがけは、「見た目を綺麗にする」という効果だけでなく、
「お手入れ」という部分に関しても、とても重要なのではないか、
だから、きちんとアイロンがけをされるのではないか、と、
勝手な推測ながら、そう、思っています。
 
 
以上、
うさとの服の お手入れ、
ご参考になさってみてください。


.

カタツムリの「2」

さて、
ここで、
小ネタを、一つ ^^ 。
 
 
過去記事「 「久」「△」「b」? 」で、
うさとの服の、表正面に貼られている、
シールについて、書きました。

そのシールは、
貼られている、その服の「サイズ」を、
表しているのですが、

ところが、
その、数字の形状が、

私たち日本人にとっては、
少々、独特で、

僕には、
 「2」
 「4」
 「6」
という表記が、

まるで、
 「久」
 「△」
 「b」
と、書かれているように見えます。


こんな感じです ^^

 


この「2」も、上の写真のもの同様、相当に「久」ですよね!

 
 
 
そんな中、

前回の主催うさと展に来てくれた服の一枚に、
こんなシールを発見しました!

 
なんか、「カタツムリ」に、見えません?

あるいは、「ゼンマイ(薇)」にも、見えるかな?
(それは、僕が、山菜採りに行ったばかりだからかな?)
 
 
何に見えるかは、
人それぞれでしょうが、

まあ、いずれにせよ、
可愛いらしい「2」ですよね ^^ 。
 
 
日本人の感覚からしたら、
ちょっと、違和感を感じる、
こんな記号からも、

うさとの服が、

「タイ」「ラオス」という遠方から、
そこの人々の「手」を通して、
そこの人々の温かい「想い」を携えて、
やって来てくれているということ。

そんなことを、
僕には、感じさせてくれます。


.

うさとの靴のサイズ

さて、今回は、
うさと京都店に行って聞いてきたこと、
では、ないのですが、

うさと京都店では、
「うさとの靴」の横に、

このような「サイズ表」が、
さりげな〜く、置いてありました。

 
いやぁ〜、参考になるなぁ …
 
 
僕たちの、初回のうさと展のときには、
靴が来なかったのですが、

2回目の、前回のうさと展には、
4足の靴が、やって来てくれました。

それなのに、そのとき、
僕は、サイズも、ちゃんと分かっていませんでした …

(お客さまから質問があったときは、
 共催の、曽根田さんに、サポートしてもらっちゃいました … )
 
 
次回からは、
このような、分かりやすいものを準備して、

みなさんに、お分かりいただけやすいように、
いたします!

(ここで宣言して、自分にプレッシャーを掛けておきます ^^; )。
 
 
というわけで、
「うさとの靴」のサイズは、

22.5cmから、27.5cmまで、
1cm刻みで、
6サイズ、あります!
 
 
ただ、それぞれの展示会に、
全サイズ揃っているわけではないと思いますし、

色や、形のバリエーションも、
そのときどきだと、思いますので、

その点は、
どうぞ、あしからず、ご了承ください。
 
 
さて、靴の写真は、
例えば、この春の新作のハイカットシューズであれば、
こちら の、うさとのブログの記事にありますが、

ご覧のとおり、
外側の生地は、
うさとの布を使用してあり、

うさとの服とのコーディネートは、
当然ながら、バッチリ! です ^^ 。
 
 
また、ソールには、
天然ゴムを使用していて、

履き心地の柔らかさが、
独特で、

また、内張りには、
ヘンプの布地が使われていて、

素足に履くと、
これまた、独特の心地好さがあるそうです

(すみません、素足で履いたことが無いので、
 これは、又聞き情報です)。

ローカットタイプも、ありますので、
これからの季節には、
そんな履き方が、ピッタリかも。
 
 
うさと展に行かれたら、
ぜひ、靴も、ご覧になってみてください。

もちろん、
試し履きも、なさってみてくださいね。


.

エボニーの「黒」

さぁ、
今回、京都でお聞きしてきたことの、
第3弾! ^^
 
 
まず、
この写真をご覧ください。

 
 
これは、
今年の2月に、

僕が、購入した、
シルクの、綾織りの、マフラーです。

実物は、写真よりもさらに深い、真っ黒で、
光沢が抑えられた、上品な色あいで、

模様も、細かく織り上げられた、
とっっても美しい、マフラーです。
 
 
さて、
タグに書いてあるとおりに、

 素材は、シルク(silk)100%
 染料は、エボニー(Ebony)

です。
 
 
エボニー。
日本語では、黒檀(こくたん)。

木材としての性質は、
非常に硬く、加工が困難で、
割れやすいために、釘止めできないそう。

しかし、その分、
耐久性に非常に優れる。

その性質、および希少性から、
「銘木」の一つとされ、
おもに、仏具や高級家具などに利用されています。

 (参照サイト:こちら
 
 
その、黒檀。

染料に使う場合、
まず、使うのは、実の部分。

水に漬け、水を切り、
そして、灰汁と一緒につぶし、絞るようです。

そうしてできる染料は、
発酵した匂いが特徴的、とのこと。

(参照:うさとジャパンのブログ「 黒檀染め
 および、うさとジャパン発行の『色見本』)
 


『色見本』の、黒檀のページ

 
 
で、この、黒檀染めですが、
しっかりと染めるのに、
どうやら、とっても回数が必要らしいです。

染めていくと、

はじめは、
グレーっぽい感じに染まって行き、

そこから、さらに回数を重ねていくと、
だんだんと、「茶」になっていきます。

「エボニーの茶」のうさと服も、
ありますよね。

そこから、さらに回数を重ねると、
茶が濃くなり、

そして、さらに、染めを繰り返して、
ようやく、「黒」になっていくのだそうです。
 
 
で、冒頭の、
シルクマフラー写真ですが、

あのように、しっかりと「黒」に染めるには、
どうやら、なんと、
80回〜100回近くも、染めるのだそう!!

ちょっと、「恐ろしいほど」ですよね。

でも、そうやって染めてくださったものを、手にできるなんて、
ほんとうに、ありがたく、嬉しく、幸せですよねぇ ^^ 。
 
 
「染料としての黒檀は、発酵臭が特徴的」
とのことでしたが、

たしかに、このマフラーに、
スチームアイロンをかけると、

たしかに、
とても独特の、しっかり目の香りがします。
 
 
同じく、うさとの「黒」には、
藍染めの「黒」もあり、

そして、
こちらをスチームアイロンしたときにも、
濃く、強い、すばらしい香りがしますが

(なので、「藍染めの黒」の服のアイロンがけは、
 僕にとって、「ストレス発散」法の、一つです ^^ )、

「エボニーの黒」の香りも、
とても素晴らしい、しっかりとした香りがします。

これ、やはり、
かなりの回数染めた結果、あの濃い色になっているから、
ということのも、あるのでしょうね!
 
 
そして、これまで、
このマフラーをしていると、

ときどき、
着ている服の、マフラーの周りに、
黒い破片のようなものが、現れることがありました。

どうやら、
染料の「黒檀」が、剥がれ落ちたもの、のようです。
 
 
これも、今回お聞きしてきた話ですが、

黒檀染めは、
黒檀の粉が乗ったかのように、
染まっているところがあるみたいです。

それが、
しっかりとした「黒」になるまで、
極めて多い回数、染めると、

そんなふうに、
繊維の中だけでなく、
表面に付着するようにして、
染まる部分もあるのでしょうね。

それが、
剥がれ落ちるように、
服についていたのでしょうね。
 
 
僕のマフラーに関しては、
いまのところ、「色落ち」のようなことは無いのですが、

ですが、
ということなので、

エボニーに関しては、
色落ちに、ご注意・ご留意なさったほうが、いいかも。
 
 
いずれにせよ、
エボニー・黒檀染め独特の、雰囲気、美しさは、

そのような、
染料の特徴、
そして、染めの回数・手間から、
来ているようです。
 
 
どうぞ、みなさんにも、
素敵なエボニーのうさと服との出会いがありますように。


.

「白絣」再登場! の件

 

 
 
 
過去記事「 ソムヨットさん 」で、

絣(かすり)のこと、
とくに、「白絣」のことを、
熱〜く、語りました! ^^;
 
 
まず、「絣」「白絣」については、
そこでもご紹介したとおり、
うさとのブログ記事「 絣(かすり)の話 」を、
ぜひぜひ!、お読みください。

「絣」というものが、
そして、なおさら、「白絣」であったら、
どれほど、手間のかかった『芸術作品』であるか、
一目瞭然、お分かりいただけるものと思います。
 
 
そして、
「白絣」というのは、

下の写真のように、
全体的には「白」の中に、
「藍」色で、模様が描き出されている、絣のことです。


布地としては、こんな感じです(手持ち唯一の「白絣」)


服としては、こんな感じ(お分かりいただけづらく、すみません)

 
 
そのとき、そこでは、僕は、
ソムヨットさんからお聞きした話として、
こう、書きました。

ただ、「白絣」については、
やはり、さらに手間がかかるので、
今のところ、作られる見込みは無いとのことでした。

 
 
ところが! ^^

今回、京都でお聞きしてきたところによると …

白絣、
もう、やって来ているそうです!

そして、
もう、展示会に廻っているそうです!!
 
 

あぁ、でも、
今は、一つも、戻ってきてないなぁ

その話題になったときに、
僕に、実物を見せてくれようとした、
うさとスタッフ かとうさん が、
そう、おっしゃっていたので、

それらの服は、
もう、みなさんのお手元に、
廻っているんですね!

巡り会われた方、
おめでとうございます!!

 
実は、
4月に主催した うさと展でも、

こんな感じの、
「半『白絣』」みたいな、
ゼブラっぽい服は、来てくれていました。


「ゼブラ」っぽい、というか、「ダルメシアン」っぽい、というか … ^^

 
 
それを目にしたときに、

最近の絣は、とても手の込んだ、手間のかかったものも多いし、
そして、こんな感じの服も できているんだったら、
白絣も、もうそろそろかもなぁ …

と、期待していたのですが、

いよいよ、
公式に、それを知らされて、

とっても気分が高揚しましたぁ〜!
 
 
同じように、
「白絣」を、待望されていた みなさん、

今後の展示会、
どうぞ、楽しみになさってくださいね!

徐々に、
出回ってくることと思いますよ。

そして、どうぞ、
素敵な「白絣」と、出会われてくださいませ。


.

ヘンプの「紡ぎ」

さて、
本稿から、いよいよ、ようやく ^^; 、
今回、京都で聞いてきたことを、シェアさせていただきます。
 
 
今回、お聞きして、知って、
まず、一番驚いたこと、
一番、勘違いしていたというか、決め込んでいたこと、
一番、「えっ! 知らなかった〜」ということ。

それは、

うさとのヘンプ(大麻)の ほとんどすべては、
「手紡ぎ」ではなく、「機械紡ぎ」

ということです!
 
 
もしかしたら、
これをお読みのみなさんの方は、
この事実、ご存知だったのかもしれません。

僕が勝手に、思い込んでいただけ、決め込んでいただけ、
なのかもしれません。

でも、
恥ずかしながら、僕は、今回、初めて、これを知って、
とっても、ビックリしました!
 
 
「うさと」といえば、

 「手紡ぎ」
 「草木染め」
 「手織り」

っていうイメージ、ありません?

僕の場合には「機械織り」「機械織り」と呼んでいる、
「機械紡ぎ」で「機械織り」で「無染色」の、
「綿」の布地があることは、
もちろん、認識していました。

また、(たしか)3年ほど前には、
「機械紡ぎ」で「機械織り」で「無染色」の、
「ヘンプ」も、あったことを記憶・認識していましたし、

あと、昨年は、
「機械紡ぎ」で「機械織り」で「無染色」(場合によっては染色)の、
「シルク」も、数種、出ていたりしましたよね。

だから、
「ヘンプ」でも(「シルク」でも)、
「機械紡ぎ」があることは、認識していたのですが、

でも、それらは、
『織り』も 機械のものなので、
一目で、「それ」と認識できるものばかりでしたから、

いわゆる「手織り」の、いわゆる『うさと!』な生地たちは、
てっきり、「手紡ぎ」の糸なのだと、決め込んで・思い込んでいました。
 


「うさと」って、こんなイメージですもんね!
もちろん、これは、「綿」を紡いでいる様子ですが …

 
 
ところが、
今回、教えていただいたところでは、

ヘンプは、基本的にほとんどすべて、
「機械紡ぎ」なんだそうです。

そして、
では、ヘンプの「手紡ぎ」って、どんな感じなのか、

この情報を教えてくださった、
京都に行くと、いつも、とってもお世話になっている、
スタッフの みたにさん に、
画像を提供していただきました

(みたにさん、ありがとうございました!)。

 
 
そのときに、見せていただいた 実物は、
これ以上に、もうすこし、「荒め」で、
サイザル麻の麻袋を連想させるように、
ザックリとした感じでした。

僕としては、
それはそれで、とても味のある、雰囲気のある、
素敵なものと、感じましたが、

そうかぁ、
麻は、やっぱ、硬めで、
紡ぐことが、たいへんなんですかねぇ。
 
 
今回教えていただく以前に、
勝手に、「麻も手紡ぎ」と決めつけていた、
理由(根拠)の一つとして、

日本では、ヘンプを紡ぐ機械がないから、
日本のヘンプ(精麻)は、すべて、手紡ぎ。

という情報を、
どちらかから、なんとなく、小耳に挟んだ記憶がある、
というものがあるのですが、

そして、そのときにも、
 「でも、うさとには、機械織りのヘンプも、あったよなぁ … 」
ということを、思い出した記憶もあるのですが、

まぁ、とにかく、
自己弁護のようなことは、ここで止めにして ^^; 、

うさとの服の「ヘンプ」は、
(基本的に)機械紡ぎだ、ということです。
 
 
そう言われてから、
改めて見てみれば、

そりゃぁ、そうですね!

例えば、この写真の布のような、
木目細かさ、細さ、精緻さ …

これらは、
「機械」の恩恵あって、ですよね。


それにしても、この布、美しいですよねぇ〜 ^^

 
 
というわけで、
個人的には、うさとに触れて5年目で、
初めて知ったことを、
今回は、シェアさせていただきました。


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葵祭(2018年5月)

前回の記事「 うさと京都店 訪問(2018年5月) 」)で、
今回、うさと京都店に伺って聞いてきた、
うさとの服に 関することを、シェアする、

と、言ったはなから、

いきなり、すみません、
違う話題を、一つ、挟みます ^^; 。
 
 
2015年に、
本業 の関係で、日程を決めて、大阪に伺い、
そのついでに、うさと京都店に伺った際に、

上賀茂神社の「式年遷宮」の『正遷宮』に、
偶然、遭遇した、
という話を、

以前、書きました
(過去記事「 上賀茂神社 式年遷宮 」)。
 
 
今回、
やはり、同様に、
本業の関係で、日程を決めて、大阪に伺い、

それ明けの、月曜日と火曜日に、京都に滞在し、
そこで、うさと京都店に伺いました。

すると、
これまた、そのときと同様に、

その日程が、
特に、火曜日の、5月15日が、

上賀茂神社(および下鴨神社)の、
「葵祭」の日程と重なっていることが、

京都に行ってから(上賀茂神社に参拝しているときに)、
判明しました。
 
 
今回の、この一件で、
 「僕は、上賀茂神社(および下鴨神社も?)とは、ご縁がある」
と、

もう、堂々と、思っていいのでは、
と、感じています。
 
 
さて、
そんな訳で、

今回、僕は、

「うさと」とは、ご縁の深い、
「上賀茂神社」のお祭りであり、

かつ、
 「京都で『祭り』といえば、『葵祭』のこと」
と言われる、

葵祭に、
偶然ながら、遭遇し、
その様子を、見ることができました。

うさとに興味のある方々には、
ぜひ、その様子を、ご紹介したいと思います。
 
 
2018年5月15日。

もう、一週間くらい前から、
この日は晴れで、気温も高くなる、と、予報されていました。

朝。

明けてみると、
やはり、予報どおりに、

快晴で、雲一つない天気で、
陽ざしも強く、
しかも朝から、気温は高め。

 「雨の心配も無く、絶好の、お祭り日和」
というよりは、

 「ちょっと、天気が良過ぎで、高気温が心配 … 」
といった感じ。

実際、
結局のところ、

最高気温は、
30℃(!)に届いたようでしたので、

お祭りの参加者も、見物客も、
高い気温、強い陽ざし(日焼け)で、
疲れた感じの方々が、続出でした。
 
 
さぁ、
そんな、「嬉しい悲鳴」的な、
すばらしい好天に恵まれた、当日。

僕は、
まず、空いているうちに、

上賀茂さまに、
ご挨拶をすることにしました。

 
 
随所に、
垂れ幕が張られ、
パイプ椅子が並べられ、

そして、
まだ、多くの人々が、準備を進めていて、

 
いつもと、少し、違う雰囲気の、
ちょっと、ざわざわした、上賀茂さま。

しかし、その空は、
それらとは、無関係であるかように、
澄み渡っていました。
 
 
ご挨拶を終えて、
境内を後にし、

そして、振り返って見ると、

その、澄み渡った空には、
来たときには、雲一つなかった、
その空には、

不思議な模様が、
『描かれて』いました。

 
 
それは、まるで、

 「行列の最終地点(上賀茂神社)は、ここですよ」
と、

市中のみなさんに、
指し示し、お知らせしているようかのに、
僕には、見て取れました。
 
 
上賀茂さまを後にして、
賀茂川沿いを、そのまま、

下鴨神社まで、歩いて行きました。
 
 
川沿いの、河原の道は、
平坦で、距離にして、4Km強。

サンダル履きで、ゆっくり歩いて、
小一時間で、着きます。

 「上賀茂集落と、下鴨集落とは、
  太古より、盛んな交流がなされていたことだろうなぁ」

そんなことを想いながら、
その、心地よい『交易路』を、
ゆったりと、歩み進みました。
 
 
下鴨さままで、着くと、
そこには、すでに、大勢の人々が、溢れていました。

普段は、すれ違う人もまばらな、
糺の森も、

人が溢れ、
両側には、パイプ椅子が敷き詰められ、

拝観は、鳥居まで、
と、なっていました。

 
 
午後には、
糺の森で、

かの有名な、「走馬(そうめ:流鏑馬)」も、
行われるとのことでしたが、

その人ごみなどから、
その場は離れて、

出町橋付近で、
祭りの行列を見ることにしました。
 
 
古典行列は、
平安貴族に扮した人々が、

京都御所を出発点に、
下鴨神社を経て、上賀茂神社に向かいます

(参照「 葵祭 行列の説明 」京都市観光協会)。

おおよそ、500名ほどの行列は、
約40分ほどの時間をかけて、
通り過ぎて行きました。

 
 
その衣装、出で立ち、
手にしている様々な道具類、装飾、
はたまた、馬や牛車などの、乗り物 …

普段、
なかなか目にすることの無い、
接する機会の無い、
それらに、間近で触れてみると、

「うさとの服」を扱う身となった、
僕には、

刺激になること、
感心すること、
思うことが、
多々、ありました。
 
 
海外の方々も、
とても多く、見学されていましたが、

日本人の僕としても、
『日本の美』を、
深く、感じることができました。

貴重な体験を、できました。


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うさと京都店 訪問(2018年5月)

半年ぶりに、
「うさと京都店」に、
行ってきました〜 ^^


いつもながらに、素敵なディスプレイ!
特に左の絣は、すっばらしいですね!!
 
 

半年ぶりの訪問で、ご満悦 … ^^;

 
 
「うさとの服」に出会うのと、
ほぼ、時を同じくして、

僕たちにとって、今の本業である、
「集合人編集局(『 津留晃一の世界 』)」の活動を、
本格的に引き継ぎ、活動してきました。

そして、それ以来、
年に2回ほど、大阪に伺い、活動をするようになり、

それにともなって、
年に2回ほど、「うさと京都店」にも、伺うようになりました。
 
 
昨年は、
2度の、うさとでの研修を含め、
計4回、「うさと京都店」に伺いました。

そして、今回、
約半年ぶりに伺って、
その間に、一番変わったこと …

それは、
僕たちが、うさと展を2回、主催したこと。

なので、
今回は、

初めて、
「うさと展コーディネーター」として、
「うさと京都店」に伺いました。
 
 
「うさと展コーディネーター」として伺って、
改めて、感じること …

それは、
「うさと京都店」のディスプレイは、
やはり、素敵だ! ということ。

「美しさ」「清潔さ」と「機能性」とが、
しっかり、両立しています。

参考になるなぁ〜
(参考に『できるか』は、疑問だけど … ^^; )
 
 
そして、
「うさと展コーディネーター」として初めて伺って、
今回、一番大きく違ったこと。

それは、
「うさとの服」について、
より深く、いろいろなことを、
スタッフのみなさんから、お聞きできたこと、です。

コーディネーターになって、
これまでよりも、また少し、さらに、
うさとの服のことに興味が湧いて来ていますし、

また、「販売側」になることで、
すこし違う角度で、
うさとの服のことを見るようになったところもありますので、

そういうところから湧いた興味や疑問などがあって、
そういうことについて、教えていただいたことや、お聞きできたこと、
などが、今回、あります。

次稿以降で、機会をみて、
そういったことなどを、いくつか、シェアさせていただきますね。


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